こんにちは。膝の痛み研究所大阪支部【リーフ整体院】のささはらけんたろうです。
膝の痛みで悩んでいる患者さんの話を聞くと、
「私は今まであちこちでマッサージをうけてきましたが全然痛みが良くなりませんでした。それどころかドンドン悪化してきました。膝の痛みにマッサージは良くないんでしょうか？」
といった疑問をよくお聞きします。
このように膝の痛みでお悩みの人がマッサージを受けても、納得するような結果になる事は少なくお困りの人も多いのではないでしょうか。
このブログ記事では、何故、マッサージをしても膝の痛みが治らないのか？
その理由と、痛みを改善するために必要な方法について詳しくお伝えしていきます。
なぜ、マッサージでは膝の痛みを改善できないのか？
膝の痛みは、太ももの前面の筋肉に過度の負担が加わり、太ももの筋肉の緊張が起こることで症状を悪化させているケースが多いです。
そのため、太ももの前面の筋肉や、その周辺の筋肉にマッサージをすることで、筋肉の緊張を和らげる事ができれば、実は膝の痛みが軽減するケースがあります。
実際に膝の痛みでお悩みの人の中には、マッサージを受けて一時的に少し楽になったという経験をお持ちの人も多いのではないでしょうか。
しかし、マッサージの効果は一時的な場合が圧倒的に多く、すぐに膝の痛みが再発するという人がほとんどだと思います。
痛み→マッサージ→痛み→長めにマッサージ→痛み→キツイマッサージ→痛み。。。
実はこの繰り返しが、膝の痛みを悪化させてしまうのです。
膝の痛みの原因は先ほどもお伝えしたように太ももの筋肉の緊張です。
その緊張を起こす原因のほとんどが、間違った日常生活の動作や姿勢にあります。
つまり、そこを改善していかないことには、いつまでたっても膝の痛みの原因である筋肉の緊張は起こり続けるのです。
このことを知らずマッサージを受け続けても。。対処療法にしかならないので膝の痛みが改善することはないですよね。
そこから、もっとしっかりマッサージしてもらおうと、時間を長くしたり力を強くしたりすると余計に筋肉は守ろうとしてしまい、筋肉の緊張が増してしまいます。
膝の痛みを改善するため必要なのは、マッサージなどの対処療法に頼るのではなく、緊張を起こしている根本の動作や姿勢から変える必要があるのです。
痛みを改善する為に必要な２つの方法
では、具体的にどのようにすれば膝の痛みは改善されるのか？
以下の２つの方法について説明させていただきますね。
①筋肉の緊張を緩和させる的確なマッサージ
「結局マッサージなんかい！！」って突っ込まれそうですが、まあ少し話を聞いてください。
膝の痛みで大事なのは、膝周りの過剰な緊張を取り除き、膝に負担をかけない動作や姿勢を獲得していくことです。
その上で、動作や姿勢を正しくしていく必要があるのですが、ここで「痛み」があると、どうしても痛みをかばおうとしてしまい、うまくできないことが多いのです。
そうならないために、まずマッサージで太もも周りの緊張を取り除き、痛みを軽減させる。
そうすることで、痛みをかばわないので、正しい動作や姿勢を獲得しやすくなるのです。
ただし、強い刺激のマッサージや長時間のマッサージは筋肉の緊張が増してしまい逆に膝の痛みを悪化させる可能性があります。
マッサージしてくれる店舗を選ぶ際は、慰安目的のマッサージ店ではなく、筋肉の緊張を取り除いてくれる治療院を選ぶようにしましょう！
②日常の動作の改善
膝の痛みを改善するのに重要なのが、この日常生活の動作を変えることです。
ここを変えなければ、膝の痛みが根本から改善されることはありません。
動作改善するために、患者さんのどの動作が原因になっているのかをまずは特定していく必要があります。
この答えは、人によって本当にバラバラなので、本当に知りたい場合はプロの整体師に一度体をチェックしてもらうことをオススメします。
ただ、自分でなんとかしたい方は、動作の中で特に膝に影響を与える「歩き方」を一度見直してみてください。
膝の痛みが出る方のほとんどが、負担のかかる歩き方をしています。
そこを変えるだけでも膝にかかる負担は軽減されますよ。
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まとめ
マッサージで膝の痛みが治らない理由についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか？
マッサージは筋肉の緊張を取る上では非常に有効な方法です。
しかし、これだけで膝の痛みが改善されることはありません。
大事なのは、膝の痛みを起こしている姿勢や動作を変えていくことです。
そのために痛みを抑える手段としてマッサージをすることは非常に有効である。
このことをぜひ覚えておいてください。
