「膝が痛くて正座ができないから自宅での掃除や洗濯物をたたむ時に不便さを感じる…」
「出かけ先でランチする時に、せっかくいい感じのお店みつけたのにお座敷しかないから泣く泣くそのお店を後にした…」
そんなお悩みや経験はありませんか?
そんなあなたに、正座がしやすくなる2つのストレッチをご紹介しますので是非試してみて下さい。
Contents
正座で膝が痛い時にやってほしい2つのストレッチ
正座という座り姿勢は、膝だけの問題ではなく足首の関節や股関節の硬さや筋肉の張り感も関係します。膝はこの2つの関節に挟まれて連動して動いているので、この2つの関節の動きをつけてあげれば膝も連動して曲げやすくなり正座もしやすくなります。
正座がしやすくなるストレッチ①:足首のストレッチ
正座に最も関係する関節は足首です。特に足首が伸ばせない人は正座ができない傾向にありますので、足首や足の甲側をしっかり伸ばすことをして下さい。
やり方としては、座った状態で手で足の指を持って伸ばしていく方法や立ち姿勢で足首を伸ばす方法もあります。ご自分が変な力が入らないやりやすい方法で行って下さい。
正座がしやすくなるストレッチ②:内もものストレッチ
正座をする時に内ももの筋肉に硬さや張りがあると膝の内側が締め付けられるような痛みが起こりやすくなります。特に女性が正座をする場合は足を閉じていることが多いと思いますが、足を閉じると内ももの筋肉はさらに緊張しますので極力足は閉じ過ぎないようにすることがおススメです。
そして、内ももは開脚や立ち姿勢で伸ばすことができますので、ご自分がやりやすい方法で伸ばして筋肉の緊張を緩和して下さい。
おまけ:普段から正座の練習をするストレッチ方法
ちなみに当院では、正座をストレッチとしてご指導しております。これは正座に対する怖さをなくすという目的と膝を曲げることに慣れていただくことを目的としているので、もしできるのであれば動画を参考にしてこの方法も試してみて下さい。
正座で膝が痛いと健康寿命も生活の質も悪くなる…
膝が痛くて正座ができないと別に困ることはない。という人もいらっしゃるのですが、人によってその姿勢の重要性やできることでの自信のつき方も様々です。どちらにしても膝が痛い状態があって今までできていたことができなくなるという怖さは今後の生活の質も落ちますし、その消極性から健康寿命も縮んでしまい将来的に介護をされる生活になってしまいます。
大事なことは、できなくなったことをまたできるようになることですので、完璧な状態を目指すのではなくまずは以前の自分に戻る、元気だったころの自分を取り戻すことが先決です。焦らずに一つ一つ自分の課題を乗り越えて「理想の自分」と手に入れて下さいね!
あなたのお悩みが一日でも早く解決できることを心よりお祈り申し上げます。