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変形性膝関節症

変形性膝関節症は筋力低下が原因ではありません

変形性膝関節症,原因,筋力低下

こんにちは。膝の痛み研究所千葉支部【北柏のぞみ整体院】のうじはらです。膝が痛いと聞くと9割の方が「太ももの筋肉が弱いから」と口にします。整形外科や整骨院・メディアなどで、このように教育をされるようですが、実際は筋力低下が原因で痛みを起こしているケースはごく稀というとはご存知でしょうか?今回は変形性膝関節症の本当の原因に関してお話ししていきます。

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以下の症状でお困りではありませんか?

・膝関節周囲に痛みがある

・膝の曲げ伸ばしで痛みがある

・自転車に乗れなくなった

・歩き始めに膝が痛む

・正座が出来ない

・階段の上り下りが辛くなった

一つでも当てはまる方は変形性膝関節症の可能性があります。ぜひ最後までお読みください。

変形性膝関節症の基礎知識

 変形性膝関節症は、膝関節が正常な構造から逸脱した状態を指します。膝関節を構成するのは、大腿骨・脛骨・膝蓋骨などの骨や靭帯、腱、関節包、周囲の筋肉です。これが、何らかの原因により、O脚やX脚に関節の構造自体が変形した状態のことを言います。病院では「軟骨がすり減ってますね~」と言われることが多いです。これは関節軟骨という部分が摩耗した状態を言います。

そしてその原因として、多く言われるのが、加齢による筋力です。そのため、リハビリでは膝関節周囲の筋力訓練を行っていきます。ですが、ほとんどの場合、痛みがあるケースがほとんどです。さらに、実感も少し薄いのではないでしょうか?筋力が上がったところで本当に治るのかという疑問をお持ちの方が結構いることは事実です。 

変形性膝関節症に対する筋力訓練のメリットとデメリット

 筋力訓練のメリットとしては、膝関節の安定性を向上させることが出来ます。

しかし、デメリットもあります。デメリットとしては、効果の実感が薄い、確実に痛みを取れるわけではない。即効性が無い、筋力がつくまで長期間を要すなどが挙げられます。さらに、変形性膝関節症の場合、疼痛により、膝関節周囲の筋肉は過度に緊張しているケースもあります。膝を曲げようとすると防御反応のように力が入ってしまう人が多いです。その状態で筋トレをおこなっても、逆に膝関節周囲の筋肉にストレスがかかり、余計に緊張してしまいます。筋トレの方法にもよりますが、あくまで筋トレは膝関節周囲の「筋力の維持」を図るために行うものと考えておいた方がよいでしょう。

筋力訓練だけでは根本治療になっていません!

 先ほど、デメリットを述べましたが、筋力訓練の一番のデメリットとして、根本治療ではないという点です。膝の筋力が落ちたから変形性膝関節症になり痛みが出ているのであれば筋トレはする必要があると思います。

高齢者になるにつれ筋力は低下していきますが、高齢者でも元気に歩く方はいます。筋力低下以外の部分で違いがあるからです。また、膝周りの筋力は人並み以下の方でも、変形性膝関節症の痛みが取れる方もいます。そのため、筋力低下だけが原因ではないようです。

 

変形性膝関節症の本当の原因とは

 変形性膝関節症を患っているほとんどの方は、「姿勢の歪み」が原因です。ここを改善してあげると劇的に痛みが緩和する方が結構いらっしゃいます。膝関節以外の足首や股関節、脊柱の歪みを取り除く事で、膝自体にかかる負担を減らすことが出来ます。膝へ負担がかかる訓練はせず、膝痛の緩和を図っていくため、ストレスなく治療を進めることが出来ます。また慢性的に膝が悪い方でも効果が得られています。

まとめ

いかがでしたか?変形性膝関節症の原因といえば「筋力低下」という考えはもうやめましょう。結果として筋力が落ちているとが殆どです。大切なことは「なぜ」膝にストレスがかかっているのかを姿勢や動作から分析していくことが早く治るためのポイントとなります。参考にしてみてください。

 

ABOUT ME
氏原大貴
氏原大貴
初めまして。膝の痛み研究所のうじはらです。私の整体院では多くの膝の痛みを抱える患者様を診察しております。その方々の多くが「間違った膝痛治療」によってなかなか改善せずに悩んでいるのです。膝の痛みの治療といったら「注射」「水抜き」「筋トレ」はもう古いです。 正しい膝痛治療をこちらのページで発信して、世の中の膝痛治療を変えていきます。