こんにちは
日本膝の痛み研究所名古屋支部の【リライフ整体院】のよしかわです。
今日はO脚の治療についてお話ししたいと思います。
あなたはこんな状態で悩んでいませんか?
- 気が付いたらO脚になっていて膝の痛みが出てきた
- 昔からO脚でできれば治したい
- O脚を改善する方法が知りたい
もし、あなたがこのような悩みを抱えているならこのブログを読んであなたのO脚がよくなるかどうか判断してほしいと思います。
O脚の分類
ぱっと見は同じようなO脚でも、その原因(成り立ち)によって大きく2つに分類されます。その原因によって治せるO脚かどうかが判断できます。
1つは筋力の低下によって起きたO脚
そしてもう1つは関節の変形によって起きたO脚です。
筋力低下によって生じたO脚
このタイプのO脚の方は
内ももの筋肉(内転筋)、おしりの筋肉(大殿筋、梨状筋)の筋力低下により膝が外に開いてしまいます。
特徴としては
膝を伸ばして立った状態で内ももを力いっぱい締めるようにすると
ある程度膝の間の隙間がなくなります。
この時に全く膝と膝の間の距離が変わらない方が
このあと説明する『関節の変形によるO脚』のタイプです。
筋力低下によるO脚の方は治療とトレーニングを行うことで十分に改善を見込めます。
関節の変形によって生じたO脚
このタイプのO脚は高齢者に多いです。
立った状態で前から見ると膝が『くの字』に曲がっており、内ももに力を入れて膝の間を締めようとしてもビクともしません。
残念ながら、関節の変形に伴うO脚は元に戻すことは非常に困難です。
このように、治せるかO脚か治せないO脚かは
膝を伸ばしてまっすぐ立った状態で膝の間が閉じることができるかどうかを見ることで簡単に判別できます。
こんな写真に騙されないで!
余談なのですがテレビなどで
『たった5分やるだけでO脚が治ってあなたも美脚に!』
みたいな特集見たことありませんか?
つい最近も
『整体であっという間にO脚が治る』特集をテレビでたまたま見ましたが
こんな感じでbefore⇒afterの写真を載せていました。
この写真の足を見て違和感に気づきませんか?
つま先に注目してみてください。
そうです。
明らかにbeforeでそろえていた足がafterではつま先が離れています。
この写真なんかもっとひどいですね(左がbeforeで右がafter)
つま先を開けばO脚の人でも足の間の隙間は必ず狭くなります。
整体院でもこのような写真を載せているところが時々見かけますが
つま先の向きに注目して見てみてください。結構やらせの写真が多くありますよ。
みなさんはこのような情報に騙されないでくださいね。
まとめ
- O脚には筋肉タイプと関節タイプの2種類がある
- どちらのタイプか判別することで治療の有用性がわかる
- 筋肉タイプの場合は、はやめの治療をおすすめします