こんにちは。膝の痛み研究所のうじはらです。膝が痛いといえば体重が原因って思っていませんか?実はそれだけではないですよ
変形性膝関節症の方で以下の症状でお困りではありませんか?
・膝痛の原因は肥満のせいだと言われた
・体重を減らそうと努力するがいっこうに減る気がしない
・体重を減らしても膝痛が消えない
・膝痛と肥満の関係性を疑っている人
果たして肥満が原因で膝痛が出ていると思いますか。痩せても効果が無い方、もっと別の所に原因があるのではないでしょうか?肥満のせいで膝に負担がかかっていると言われた方、またはそう思っている方は、ぜひ最後までお付き合いください。
Contents
変形性膝関節症の原因と症状
一般的に変形性膝関節症は、膝関節の老化や使いすぎによっての負担から、膝が腫れたり、痛みが出るという印象をお持ちかと思います。変形性膝関節症は、特に、中年以降から増え、60歳以上の肥満体型の女性に起きやすく、畑仕事等の肉体労働や正座を長くしてきた生活スタイルの人に多く見られます。
主な症状は、立ち上がりや歩き始め、階段昇降での膝に感じる「痛み」や、「違和感」「腫れ」です。悪化すると関節変形が起こってきます。そして、日本で多く知られているイメージとして「肥満=膝を悪くする」という考え方です。もちろん体重が重い方が膝へかかる圧は増えると思います。ですが、直接的に膝の痛みが出るのは肥満のせいだという考えは少し違うと思います。
肥満だからといって全員が膝を痛めているわけではないという現実
膝の痛みが出るということは、何らかの炎症が膝関節の中で起きているわけです。もしくは膝の周りの組織(筋肉や靭帯、腱、半月板など)に問題が起きていることが考えられます。その結果、正常な動きが出来なくなります。肥満になることで、膝へかかる圧力(関節内圧)は上昇するでしょう。
しかし、膝関節自体に変形が無く、スムーズに動くのであれば痛みが出ない事の方が多いです。要は重心の位置が正常で、O脚やX脚でなければ肥満の方でも痛みは出にくいということです。現に、膝を痛めている人、みんなが肥満では無いですし、肥満だからと言って力士はみんな膝関節症になるのかと言われたら違うと思います。もちろん肥満の方は重心のの位置が膝関節の外か内かにズレた場合、痩せている人より負担は増えます。しかし、逆を言えば、そうならないように姿勢を整えてあげればいいのです!
治療や対処法
運動を勧められ、リハビリやスイミングに通っている方。痛みは取れましたか?絶対とは言い切れませんが、それで膝痛が減るのであれば病院はいりません。それで痛みが取れた人はラッキーだったでしょう。しかし、ほとんどが再発してしまうケースばかりです。
また痩せようとしても、短期間で痩せるのは難しいこうとでもあります。その間、痛みと闘いながら痩せるというのは非常に難しいことです。
痛みが出にくい生活をしながら、姿勢を整えていくやり方。
これまで膝の痛みがでてしまう生活をしていたかたは、痛みがなるべく出ない生活にスタイルチェンジする必要があります。その生活の中で、姿勢を整えていくという無理のない範囲で進めていくことが重要です。
一度よく考えてみてください。
肥満が原因 → 痩せるために運動 → 運動で膝に負担がかかる → 結局続かない
痛みが出ているのは膝です。肥満に対して運動をしても膝が良くなるわけではありません。
そこを勘違いし、痩せれば痛みが減ると思っていると、いざ痩せた時に痛みが減っていなかった場合どうしますか?
肥満にアプローチするのではなく、痛みにアプローチすることが大事なのです。
姿勢を整えるという概念が浸透していない事実
姿勢を整えれば様々ないい効果が生まれます。それを知らずに、姿勢が綺麗になっても変わるわけがないと思っている方。損していると思います。実際に、膝痛を訴えて当院に来院されるほとんどの方が数回の治療で完治されます。そして再発したという方がほとんどいません。今、痛みで悩んでいる方、本当に治したいのであれば当院での治療をおススメします。気になる方は当院のホームページを参照しお気軽にお電話してください。