日本膝の痛み研究所 関西地区
大阪府箕面市【難治性】膝の痛み・変形性膝関節症専門
姿勢整体院リプレの角山です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
今回は、膝の疾患の中で最もよくみられる「変形性膝関節症」と「半月板損傷」のそれぞれの特徴と症状、治療法やリハビリ方法などをお伝えできればと思います。
Contents
箕面の膝専門家が教える!変形性膝関節症とは?
変形性膝関節症という病気は、名の通り、膝関節に歪みやズレによる変形が起こり、関節の破壊や摩耗が生じて、動作時の痛みや可動制限が起こり、重症例では人工関節などの外科手術の適応になることもあります。
変形性膝関節症は2つの属性に分類される
変形性膝関節症は、日常生活の中で徐々に発症する「一次性関節症」と、交通事故やスポーツ障害などの外傷性で発症する「二次性関節症」に分類されます。また、最も多くみられる一次性変形性膝関節症になりやすい人の特徴としてこのようなことが考えられます。
原因がはっきりしている二次性関節症とは違い、原因がわからないことが多い一次性関節症には、動画でも解説させていただいたように、普段の歩き方の癖などの見落とされやすい部分に原因がありますので、変形性膝関節症の疑いがある方は、再度日常生活動作の見直しが必要になります。
箕面の膝専門家が教える!半月板損傷とは?
膝関節内にある半月板という軟骨が何らかの原因で断裂や摩耗が生じて、歩く時や膝を曲げ伸ばしするときなどに痛みや引っかかり感、時には「ロッキング」という膝関節が動かなくなる現象が起こることもあります。
軽度の症状であれば痛み止めや湿布などの鎮痛薬で保存的に経過を観察しますが、日常生活に支障が出てくるくらいの重症例では、内視鏡(関節鏡)という胃カメラのような医療器具を用いて破損した半月板を取り除く外科的処置を行います。半月板損傷を起こしていても、以下の動画で解説しているような状態の場合はまた別の処置が必要になります。
半月板自体を除去しなくても、半月板損傷が起こった原因である普段の体の使い方を改善するだけでも膝関節の運動は正常に保たれることも十分にあります。
変形性膝関節症と半月板損傷の共通点
膝疾患の代表的なこの2つの病変ですが、共通している部分もあります。上記の解説を読んでいただき、動画解説をご覧いただけたのなら何となくお分かりだとは思います。共通点は、発生原因と治療法が同じということです。
共通点その1:発生原因
どちらも日常生活動作の癖などで徐々に起こる一次性と外傷性で起こる二次性に分類されます。変形性膝関節症と半月板損傷の違いは発生する部位が半月板だけで起こるのか膝関節全体で起こるのかということだけです。ちなみに加齢や筋力低下、肥満による関節の負荷などは原因ではありませんので、ご安心ください。
共通点その2:治療法
さきほども申し上げたように、原因がどちらも日常生活動作の癖なので、治療法は日常生活動作の癖の見直しというのがメインになります。もちろん膝関節の痛みに対する処置も必要ですが、いくら痛みがある場所だけにアプローチしても、根本原因である動かし方を変えていかなければまた痛みがぶり返してしまいます。
動画でも解説したように、正しい体の使い方や歩き方を身につけて膝関節の負担を減らしていくことが重要です。膝関節の負担が少なくなれば、膝周辺の筋肉に疲労が溜まることがなくなりますし、もし変形や損傷が起こっていたとしても、それ以上進行していくこともありません。
変形性膝関節症と半月板損傷の違いは「部位」だけ
異常を踏まえていただくと、この2つの膝疾患は破壊や損傷が起こる部位が違うだけで、原因や対処法は同じということです。ここをわかっていないと正しい治療が行えません。
私が整体院を営んでいる、大阪府箕面市では、変形性膝関節症や半月板損傷の専門の病院はたくさんありますが、あくまで手術のレベルが高いということだけで、それらの根本改善ができる治療院や病院はありません。なので当院には、箕面市だけでなく、遠方からも多くの変形性膝関節症や半月板損傷でお悩みの方がたくさん来られます。中には、外科手術をした後も症状が変わらない、術後かえって膝の痛みが悪化したという方もいらっしゃいます。大事なことは変形や損傷が起こった「結果」に対する処置ではなく、その結果になってしまった「経緯」に対する処置です。決して病院で診断されたこれらの病名に怯えることなく、このブログを思い出して冷静に根本原因を突き止めて、正しい処置を行って根本改善に努めて下さいね!
あなたのお悩みが一日でも早く解決できることを心よりお祈り申し上げます。