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【疾患から探す】

変形性膝関節症の最新治療について【大阪の整体】

変形性股関節症,最新治療

日本膝の痛み研究所 関西地区

大阪府箕面市 【難治性】膝の痛み・変形性膝関節症専門

姿勢整体院リプレの角山です。

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

今回は、変形性膝関節症の最新の治療法についてのお話しです。変形性膝関節症による膝の痛みを訴える患者数は年々増加しております。膝痛の治療として今までたくさんの事例が出てきました。痛み止めや湿布、ヒアルロン酸注射、外科手術、しかしその多くは「対処療法」というその場しのぎの気休めの治療になっていることが多かったのです。

変形性股関節症,最新治療

その治療を行ってきた結果をもとにどんどん研究が進み、最近では今までの考え方とは少し違う新しい膝痛の治療も発表されてきました。今回はその最先端治療のごく一部ではありますがご紹介していきたいと思います。

変形性膝関節症の最新治療法一覧

テレビなどでも紹介されているもの、まだ世間の注目を浴びていないものとあると思いますが、今までのその場しのぎの治療とは概念が違うものになるので、しっかりと理解を深めて下さいね。

最新治療法1:膝軟骨の再生医療

これは今話題の、自分の体から取り出した細胞を増殖させて膝軟骨の表面に癒着させて軟骨組織の再生をはかるといったものです。今まで軟骨は、一度すり減ったら二度と元に戻らないと言われてきましたが、近年の研究でその不可能が可能となりました。変形性膝関節症によってすり減った軟骨を、注射器で自分の細胞を注入して再生の経過を観察していくといった方法です。再生に時間はかかりますが、手術よりもリスクが少ないので体にかかる負担は軽くなります。しかし、まだ導入できている病院が少ない為に地域によっては通うのが大変かもしれません。

最新治療法2:インソール療法

変形性膝関節症が起こる原因として、普段履いている靴が合っていないことで歩く時に膝関節が不安定になり過度のストレスがかかっていることが考えられます、なので、本来人間がやるべき足の使い方や歩き方を再度体に覚えこませる必要があります。その時に用いられるのがインソール(中敷き)療法です。人間のあらゆる動作は、足裏のアーチが動くことで成り立ちます。世の中のほとんどの靴や中敷きはこのアーチの動きを止めてしまっている構造になっています。靴の形を変えることはできませんが、中敷きを取り換えることはできますので足裏のアーチを活性化させるインソールを普段よく履いている靴に装着して、歩きながら膝関節の調整を行っていくという方法です。

最新治療法3:固定をしないテーピング療法

テーピングといえば関節の固定などで使うイメージがあるかと思いますが、関節を固定してしまうと可動域が確保できなくなるためにかえって関節運動は弱くなります。固定としてテーピングするのではなく、伸縮性のあるテープを使い、テープの伸縮力を利用して膝関節の動きをより促すといったテーピング方法があります。そのテーピング方法で膝関節の動きをスムーズにすると膝を動かすことに怖さがなくなり痛みが出にくくなります。

おススメの変形性膝関節症の最新治療法

私個人的におすすめするならば、

「膝軟骨の再生医療」を続けながら日常的に「インソール療法」をしていき、膝の調子が悪い時に「固定をしないテーピング療法」をする

という流れです。

既に変形性膝関節症によってすり減ってしまった軟骨は再生させるしか方法はありませんので再生治療はしていく。しかし、再生治療だけでは膝関節にかかる負荷はなくせませんので、インソールを使って膝関節に負荷がかからない歩き方や体の使い方を身につけていく。治療を進めていく過程でやはり痛みが出ることもあります。一度痛みが出るとその恐怖から歩く時に変な力が足に入ってしまいまた膝に負荷をかける歩き方になりますから、固定をしないテーピング方法で膝を動かすことに抵抗をなくしていくことで状態の逆戻りを防ぐことができます。

変形性股関節症,最新治療

文章ではわかりづらいかもしれませんが、要は、いろんな治療法を「うまく使い分ける」ということが最善の方法だと思っています。その治療法の目的に応じて必要な時に行って無駄をなくしていくことが最速で変形性膝関節症による膝の痛みを改善する秘訣です。

おまけ:最新治療法をちょっとだけ見せます

インソール療法とテーピング療法は病院でなくてもできますし、もしスポーツをされていた方ならテーピングはご自分でも簡単にできます。もし興味があって自分でテーピングをしてみようと思われるあなたは、この動画を参考にしてみて下さい。

「これはちょっとできないかも…」と思われたのなら、最寄りの整体院や整骨院でテーピングをしてもらって下さい。大事なことは「固定をしない」ということです。

変形性膝関節症の治療で重要なのは最新治療法ではない

最も大事なことは最新治療法ではなく、「あなたがなぜ変形性膝関節症を引き起こしたのか?」ということをあなた自身が知ることです。自分の状態を知らないのにどんな処置が効果的かなんてわかりませんので、まずはなぜこうなったのか?なぜ今までの治療で良くならなかったのか?ということに疑問を抱いて、普段の生活動作の癖や身につけているものなどを再度見直して、膝痛の根本改善に取り組んでいってくださいね!

あなたのお悩みが一日でも早く解決できることを心よりお祈り申し上げます。

ABOUT ME
角山雄太
角山雄太
はじめまして。 日本膝の痛み研究所 関西地区の角山(かくやま)です。 世の中のほとんどの膝痛は、少し見方を変えるだけで手術せずに改善するものばかりです。 「自分の体にメスを入れたくない」 そんなあなたを私たちは全力でサポートいたします!