こんにちは!膝の痛み研究所千葉支部【北柏のぞみ整体院】のうじはらです。今回は変形性膝関節症とその治療法に関してお話していきます。
以下の症状でお困りではありませんか?
・曲げ伸ばすと痛みが出る
・じっと家の中にこもっている
・階段の上り下りが辛い
・歩き始めに痛みがあるが、歩くうちに痛みがなくなる。
・変形性膝関節症と診断をされた方
・正座が出来なくなった
・曲げる、伸ばすという動作を完全に行うことが出来ない
一つでも当てはまる方は最後までお読みください。
Contents
変形性膝関節症の症状について
変形性膝関節症は個人差があります。人によって症状の出方や進行具合が異なります。変形が進んでいても、あまり痛みがでていない人もいれば、強い痛みがあってもあまり変形が見られない人もいます。変形性膝関節症は段階的に症状が進行します。それについて段階別に説明します。
初期の症状
“膝に違和感を感じる“のが、最も早く現れる症状です。時折、膝が痛む程度です。この時点では、膝に負担がかかると痛みがでることはあっても、痛みが長続きすることはありません。
中期の症状
徐々に進行し、変形が進んでいきますと、痛みがより強くなってきます。
このころになると、膝の曲げ伸ばしが難しくなり、正座をしたりしゃがみ込むと痛みを感じます。また、階段の上り下りも困難になってきます。そして、関節内に炎症が出てくるため、膝に水が溜まったような、むくみが出てきます。わかりにくいですが、膝のお皿を押せば骨とぶつかってコツンとぶつかっている感覚があれば水が溜まっている状態です。
末期の症状
末期段階では、痛みが強く日常生活に支障が出てくるようになります。
ここまできますと、膝の変形もかなり進んでいますので、外から見ても関節の変形が目立ちます。歩くときに体が左右に揺れるようにして歩きます。
変形性膝関節症の原因
原因には大きく分けて2種類あります。
ほとんどの場合は、膝に負担がかかる要因が絡み合っておきるもので、その場合は原因をはっきりと特定することは難しいです。
- 加齢
- 筋肉の衰え
- スポーツなどでの長年の膝への負担
- 脚に合わない靴
などが主な原因と考えられます。
もうひとつは、けがや他の病気によるものです。こちらは比較的はっきりと、軟骨のすり減った原因がわかることが多いです。
- 骨折での関節軟骨損傷
- 靱帯損傷
- 膝関節のねんざ
- 半月板の損傷
などです。
変形性膝関節症の治療はどんなものがあるのか。
いくつか方法がありますが、一般的なものをまずは説明します。変形性膝関節症の進行の程度にあわせて、治療法を変えていきます。
運動療法
膝関節周りの筋肉を鍛える方法です。即効性はないものの、簡単な運動を毎日繰り返すことで、筋力を取り戻していきます。しかし、トレーニングで無理をしてしまうと、かえって症状を悪化させてしまう事もあります。
装具補助具での治療
関節への負担を軽減するために、杖やサポーターなどを使っていく療法です。関節の矯正や負担軽減ができるので、日常生活では困っていなくとも、遠出や運動をする際には効果的です。しかし、根本の治療にはなりません。
鎮痛剤での治療
膝の痛みをやわらげる目的の療法です。ステロイド注射やヒアルロン酸注射をして、関節の動きを滑らかにしたり、炎症をやわらげることができます。しかし、対処療法であり、根本にアプローチしているわけではないので痛みがまた再発します。
手術による治療
末期の方は手術を選択することがあるかともいます。手術で完全に痛みは取れますが、元々の原因を改善しないことにはまた痛みが出てしまうこともあります。
まとめ
・変形性膝関節症は段階的に進行するため慢性化しやすい
・膝の痛みがある方は自分がO脚やX脚になっていないかを確認し治療を受けることが大切
・早期の治療開始により痛みを完全に取り除くことも可能であるため、少しでも違和感を感じたら変形性膝関節症を疑う事が大切
変形性膝関節症でお悩みの方は是非当院へいらしてください。