こんにちは
日本膝の痛み研究所
名古屋支部の【リライフ整体院】のよしかわです。
今日は膝のうらの痛みとその原因についてお話したいと思います。
あなたはこんな状態で悩んでいませんか?
- 歩いていると膝の裏側が痛くなる
- 正座をすると膝のうらが痛くてできない
- 膝のうらが腫れている感じがして気持ちが悪い
もし、あなたがこのような悩みを抱えているならこのブログを読んで参考にしてみてください。
膝のうらが痛くなる3つの原因
膝のうらが痛くなる時には主に以下の3つの原因が考えられます。
①ふくらはぎの筋肉のこり
膝の裏が痛くなる時に最も多いのがこのふくらはぎの筋肉が固くなり凝ってしまうことです。
ふくらはぎには多くの筋肉がありますが、その中でも腓腹筋とヒラメ筋が大事になってきます。
この筋肉ふくらはぎの大部分を占める筋肉で
この筋肉が何らかの理由(歩きすぎや慢性疲労など)で固くなると膝を曲げたときやしゃがんだときに膝のうらに痛みが出ることがあります。
こんなときに効くツボがあるのでご紹介します。
飛揚(ヒヨウ)というツボです(図を参照)
場所としては膝うらとかかとのちょうど真ん中あたりの高さにあり、そこから指2本分くらい外側にあります。そのあたりを親指でぐりぐり探すと小指の太さくらいの筋肉のコリが見つかると思います。それが飛揚です!
見つけたら心地いいくらいにぐりぐりマッサージしてみてください。
もし膝を曲げたときに膝うらが痛い場合にはマッサージする前とマッサージした後でいた見方が変わるかもしれません。もし痛みが減ったらあなたの膝のうらの痛みの原因はそこです!
②ベーカー嚢腫(嚢胞)
ベーカー嚢胞とは膝の裏側の関節包に関節液が溜まって腫れる疾患です。膝を曲げると窮屈に感じたり、膝を伸ばすときに痛みを感じたりすることがあります。膝をまっすぐ伸ばした時に膝の裏に風船のようにぷっくりと膨れた袋が触れます。押しても痛みはなく膝を曲げると触れなくなります。原因は不明とされています。
治療法としては主に注射針で関節液を抜き、ステロイドの注射をすることで関節液の産生を抑える方法があります。しかし、非常に再発しやすいため支障がない場合は処置を行わないこともあります。
③関節リウマチ
リウマチというと手首や指の痛みをイメージする人も多いと思いますが、膝が痛くなることもあります。
関節リウマチは、体を守る免疫機能に問題が発生することで、正常な関節機能まで攻撃してしまう病気。これによって炎症が生じ、軟骨や骨が破壊されてしまうのです。最初は関節のこわばりから始まり、膝を曲げると痛みを感じます。進行するにつれて痛みは強くなり、膝に水がたまったりもします。
実際当院に来院された患者さんでも、膝の裏の原因不明の痛みを訴えていた方が、後日病院での精密検査をお願いしたらこの関節リウマチの診断を受けた方がいらっしゃいました。
このような場合整体での治療は困難であるため、専門の医療機関で適切な治療を受ける必要があります。
まとめ
このように膝の裏の痛み一つをとってもいろいろな原因が考えられます。
まずはその痛みの原因をはっきりさせて正しい処置を行う必要がありますね。