日本膝の痛み研究所 関西地区 姿勢整体院リプレの角山です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
今回は、膝の痛みがきつくなって、外に出るのが億劫になり認知症に発展しないように、一日の生活リズムの中で、体を動かしながら膝の痛みと認知症予防を同時に行っていける方法をお伝えできればと思います。
「膝が痛くてこのまま歩けなくなって認知症や寝たきりになったらどうしよう…」
と不安になっているあなたは、是非最後までお読みください。
Contents
膝の痛みから認知症に発展する人が続出している
これだけ医学が進歩しているにも関わらず、年々増加している認知症。その多くは膝の痛みにより外出が少なくなり、人とのコミュニケーションも減り、それによって脳の萎縮が起こり、物忘れや異常行動を起こすという流れで起こります。
現在膝の痛みを訴える人は推定2530万人で、40代以上の3人に1人が膝が悪いという状態です。認知症になる人も増えており、2025年までに、5人に1人が認知症になると言われています。つまり、認知症予備軍はまだまだいらっしゃるということです!
膝の痛みが起こる原因とは?
一般的に膝の痛みが起こる原因としてよく言われるのが、
- 加齢によるもの
- 筋力低下によるもの
- 体重増加によるもの
大きくこの3つです。しかし、この3つの膝の痛みの原因ですが、実は膝の痛みとはあまり関係ないんです。
加齢は膝の痛みの原因でも認知症の原因でもありません
もし、膝の痛みが加齢によるものであれば、全国の高齢者は全員膝を痛めているということになりませんか?しかし、あなたより年上でも膝に痛みなく元気に歩いたり、スポーツをしている方もたくさんいますよね?
つまり、加齢と膝の痛みは関係ないということです。ひいては、加齢と認知症も直接結びつかないということになります。実際に若くして認知症になってしまう『若年性認知症』という認知症もありますから、必ずしも高齢者だけの病気ではないんです。
筋力低下で膝の痛みも認知症も起こりません
人間の体は、一生筋トレしなくても十分生きていけるようにできています。筋肉は30を過ぎると強化できなくなります。30歳以降の運動は、今残っている筋肉を維持する為のトレーニングになります。
そして、30歳から80歳までの50年の間に約半分落ちると言われています。しかし世の中を見て下さい。日常的に運動をしていない高齢者の人でも、物忘れなく、普通に歩いている人はたくさんいませんか?通常の歩行であれば筋力はほとんど使わなくても行えるのです。無駄な筋力を使わずに2足で歩くことが出来たから、人間は原始時代からどんどん進化できたのです。
体重が重くても膝の痛みは治ります
これも同じで、体重が重い人全員が膝を痛めているわけではありませんよね。最も重要なのは、体重を落とすことではなく体の本来の動きを取り戻すことです。正しい体の使い方を忘れてしまっていると、関節に歪みが生じてズレや変形を起こします。その状態で関節に負荷がかかることで関節に炎症や痛みが出るのです。
後ほどお伝えする膝痛と認知症予防のトレーニングでまずは体の正しい使い方を思い出しましょう。
膝の痛みと認知症を予防する方法
これは、膝の痛みと認知症を予防できるだけでなく、体本来の使い方や動かし方が身に付きますので、今後疲れや他の部位の痛みも出にくくなります。
「私にできるかな…」と不安になっているあなた。ご安心下さい。これは、5歳になるうちの息子でもできます。笑
続ければ効果は出ることはわかっていても、簡単にできることでないと続けることができませんよね。なので、一日の生活リズムの中でできる動きでやりましょう。
では早速、実践していきましょう!
- 朝起きたら踵上げ運動を10~20回します。(回数はご自分の無理のない程度で)
- 歩く時はつま先か土踏まずから着地して歩く。(外で歩くことが少ない方は足踏み運動を3~5分間行う)
- 昼食後に踵上げ運動を10~20回します。
- 階段の多い所を歩く。(歩き方は2の方法で)
- 家事をしながら踵上げ運動をします。(できるだけ多く長くする。でも無理は禁物)
- 夕食後に踵上げ運動を10~20回します。
- 就寝前に股関節のストレッチを3分間行う。(やり方は問いませんが、まあまあ強めに伸ばして下さい)
この生活リズムを最低でも2週間は続けて下さい。2週間続けたらもう習慣化しているので、意識しなくてもできるようになっています。
膝の痛みと認知症を予防する上で最も重要なこと
それは、あなたが認知症になりたくない理由を明確にすることと、あなたが認知症になってしまうことで周りにどんな影響があるのかを知ることです。人によって理由は様々だと思いますが、私はいつも院に来られる患者様にお伝えしている言葉を今日はあなたにお伝えしますね。
「一番大事なことは、あなたが健康でいることが、あなたの家族や友人、周りの大切な人の幸せにつながるということです。ご自分の為だけではなく、そんな大切な人の為に健康でいて下さい。」
私たち『日本膝の痛み研究所』も、そのためにあなたを全力でサポートいたします!
あなたのお悩みが一日でも早く解決できることを心よりお祈り申し上げます。