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【疾患から探す】

箕面膝博士監修!ウォーキングでの膝の痛み治療法

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日本膝の痛み研究所 関西地区 

大阪府箕面市【難治性】膝の痛み専門 姿勢整体院リプレの角山です。

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。

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今回は、ウォーキングで膝の痛みを治していく方法をお伝えしようと思います。

膝の痛みは安静にしていると逆効果!

痛みがあると、どうしても動かさないようにして痛みが和らぐのをじっと待っていることしがちですが、実は、安静にしている方が膝の痛みの治りはかえって悪くなってしまいます。

膝の痛みは炎症ではなく等張性収縮による疲労で起こる

膝に感じている痛みは使いすぎによる炎症で起こる場合ももちろんありますが、膝痛のほとんどは持続的な筋緊張を起こしていることで起こる疲労からきていることが多いのです。例えば、立ち姿勢を続けることで、太ももからお尻の筋肉が緊張を起こし張りを作ることでその姿勢を維持しようとします。

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この筋緊張のことを等張性収縮といいます。要は体の前後左右の筋肉を同時に収縮させて拮抗させることで姿勢を維持させようとする反応です。筋肉の収縮運動なので続けていると当然疲労が溜まります。疲労が溜まるとその部位を使わないように脳が「痛み」という危険信号を出して動きを抑制します。これが最も多い膝の痛みのメカニズムです。

姿勢保持は意識的に行うと過度の疲労が溜まる

運動は名の通り、筋肉を収縮させて関節や全身を動かすことですが、姿勢保持というのは、その姿勢をそのまま止めておく、いわば脊髄反射により起こる反応です。姿勢保持は上記で説明した等張性収縮が脊髄反射で起こった時に成立するものなので、意識的に等張性収縮を行うと通常の運動とは異なるために過剰な疲労が溜まります。その疲労の蓄積が痛みに変わるわけですが、日常生活の中で運動と姿勢保持のスイッチが切り替えられない人が膝を痛めたり様々な症状を引き起こしやすくなります。

ウォーキングは人間が本来すべき動作

ウォーキングいわば歩行というのは、人類が進化の過程で生命維持の為にできるようになった動作で、言い換えると「できないと生命維持ができずに死んでしまう」という動作です。なので、本来痛めたり疲労が溜まったりする動作ではないということです。なぜ人間が本能的に行うべき動作で体を痛めてしまうのでしょうか?

ウォーキングで膝の痛みが出る理由1:間違った歩き方

歩いて膝の痛みが出るということは、単純に歩き方が悪いということなのですが、これは膝を痛めてしまった人に問題があるわけではなく、世の中に出回っている歩き方に関する知識が間違いだらけだということが問題です。よく言われる「踵から地面について歩きましょう」という知識も「太ももを上げて歩きましょう」「腕をしっかり振りながら歩きましょう」もすべて間違いです。

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このような歩き方をしていては、いつまで経っても膝の痛みは改善しません。

ウォーキングで膝の痛みが出る理由2:靴の履き方

いくら正しい歩き方を身につけていても、履いている靴に問題があれば、上記のような間違った歩き方になってしまいます。この靴の履き方も世の中は間違った知識を広めています。

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「靴ひもはきつく締める」「つま先が上がっている靴は転倒防止になる」「靴底にエアーが入っているものが良い」なども全て間違いですし、そもそもウォーキングに最も適していない靴はウォーキング用として作られている靴です。

箕面膝博士伝授!ウォーキングによる膝の痛み治療法

おまたせしました。ここからはウォーキングを膝の痛みを出す動作ではなく膝を治療する動作にする方法をお伝えしていきますね。これが習慣化できれば、ご自分でも膝の治療ができるということです。

ウォーキング治療法その1:モデルさんのように歩く

さきほど、踵から地面について歩くのは良くないとお伝えしましたね。ということは、逆につま先からついて歩くと膝の負担を少なくして歩くことができるということです。そして、つま先からついて歩くことができると姿勢が自然と伸びますし、地面を蹴ることが容易にできるようになりますので、太ももをあげなくても足の運びが軽やかになります。そして、腕をわざわざ振らなくても上半身が適度に回旋してくれるために無理のない腕の振り方になります。文章ではイメージしづらいかもしれませんが、これはモデルさんがやっているような歩き方に近いです。

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モデルさんがここまでわかってやっているかはわかりませんが、要は、正しい歩き方というのは見た目もキレイということです。いろんな意味で身につけると良いことが起こりそうですね。

ウォーキング治療法その2:シンプルな構造の靴を選ぶこと

今世の中に出回ている靴はハッキリ言って体を壊すものばかりです。残念ですがウォーキングに適している靴は存在しません。なので、最もマシなものを選んでいただきたいのですが、簡単に言うと、「シンプルな靴を履いて下さい」ということです。

一般的ないわゆる「良い靴」というのは、膝をはじめ全身のバランスを崩してしまう要因となる余計な構造がたくさんついていますので、靴底がフラットで幅が広い、本当に何もついていないシンプルな靴を履いて下さい。それだけでも歩き方がかなり上達します。

 

膝の痛みをウォーキングで治療する方法まとめ

ウォーキングは本来、人間の体を整える動作であり、人類が生きていくためにしなくてはいけない動作です。つまり、体に異常が起こった時に自らの体を治療する動作となるものです。痛みが出たり疲労が溜まること自体おかしいことです。なので歩き過ぎによる痛みや症状はこの世にありませんので、動くことを絶対にやめないで下さい。無理に動いて下さいという意味ではありません。動かし方を変えて下さいということなので、今までと考え方を少し変えていただいて、膝の治療を諦めずに続けて下さいね!

あなたのお悩みが一日でも早く解決できることを心よりお祈り申し上げます。

ABOUT ME
角山雄太
角山雄太
はじめまして。 日本膝の痛み研究所 関西地区の角山(かくやま)です。 世の中のほとんどの膝痛は、少し見方を変えるだけで手術せずに改善するものばかりです。 「自分の体にメスを入れたくない」 そんなあなたを私たちは全力でサポートいたします!