こんにちは。膝の痛み研究所大阪支部【リーフ整体院】のささはらけんたろうです。
変形性膝関節症と診断された人に多いのが「内側」に感じる膝の痛みです。
なぜ内側に痛みを感じる人が増えるのか?
その驚きの理由について今からお伝えしていきます。
世間で言われている変形性膝関節症の常識
変形性膝関節症をネットなどで調べると、「加齢とともに骨が変形し、軟骨がすり減ってきた状態」と書かれていることが多いですよね。
確かに、加齢とともに骨が変形し、軟骨がすり減ってくるのはまぎれもない事実です。
軟骨がすり減ることで損傷した軟骨の欠片ができてしまい、それが周りを刺激して痛みが出てしまう。
また、加齢と伴にO脚がひどくなってくると、内側の軟骨に負担がかかりやすくなってきます。
そうなると内側の軟骨の損傷が激しくなり、膝の痛みが内側に出やすくなってくるのです。
と、言うのが世間一般的に言われている「変形性膝関節症」の常識ですよね。
しかし、長年臨床で変形性膝関節症の患者さんを見ていると、実は世間一般的に言われているこれらの常識はほとんど間違っているということに気づきます。
10年以上臨床で見ているとプロの整体師たちが口を揃えて言う驚きの真実を今からお伝えしていきます。
膝の内側に感じる痛みの原因は「軟骨」ではない?!
変形性膝関節症と診断された患者さんでも、9割以上の方の膝の痛みは改善することができます。
骨の変形や軟骨がすり減っているなら、膝に負担をかけただけでも膝の内側に痛みが出るはずですよね。
しかし、軟骨がいくらすり減っていても膝の痛みが出ない方や、出ていても治療で改善する方は山ほどいます。
つまり、臨床で長年見ていると、軟骨がすり減っているから内側に痛みが出るという常識が間違っていることに気づいてくるのです。
痛みの原因は軟骨ではなく、膝周りにある筋肉達
確かに変形性膝関節症の初期段階では、立ち上がりの時に膝に痛みを感じるようになります。
これは、変形した膝を守ろうとして周りの筋肉達が緊張してくるからです。
ここまではみなさん同じ原因で膝の痛みを感じます。
ここから同じように変形性膝関節症が進行してきて、膝の内側に痛みが「出る人」と「出ない人」に分かれてくるのですが、この「差」は何だと思いますか?
この差は、筋肉の緊張が出ないようようにしっかりケアできているか、できていないのかの差です。
具体的にどのようにして悪化していくのかを詳しく説明している動画がありますので、こちらをご覧ください↓
膝の痛みが出てしまう方は、自分自身で痛みが悪化してしまうことを無意識にしています。
このことに気づかずに「膝の内側が痛いのは変形して軟骨がすり減っているからなので、この軟骨をどうにかしないと膝は良くならないんだ。」
このように思って整形外科でヒアルロン酸注射を打ったり、サプリメントを飲んだりしますよね。
果たしてそれであなたの膝は良くなりましたか?
膝の痛みの原因のほとんどが「筋肉の緊張」なのに、注射やサプリメントを飲んでも効果があるはずがないですよね。
変形性膝関節症による膝の痛みは、よほどの変形でない限り、改善されていきます。
もし長年膝の痛みが改善していない方は、痛みが出ている「原因」に対して、正しい対処ができていない。
ただそれだけなのです。
内側の痛みを改善する方法
では、実際にどうしていけば、膝の痛みは改善されていくのか。
まず最初にしていただきたいのが、太ももの筋肉を温めてみることです。
先ほどもお伝えしましたが、膝の内側に痛みが出る原因のほとんどが筋肉の緊張です。
この筋肉の緊張を緩和するのに一番最適なのが、温めて血流を良くすることです。
ただ、変形性膝関節症になると姿勢の歪みにより筋肉が余計に緊張している可能性があります。
膝の痛みを姿勢などの根本から変えていきたい方は、体のプロの整体師などに見てもらうようにしましょう。
姿勢を変えて膝にかかる負担を減らすことができれば、痛みの出ない膝を手に入れることができますよ!